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民謡「よさこい節」
 
いろんなところで聞く「よさこい節」のいわれ。拘束されない「自由の祭りよさこい」に何らかの関わり持つ者として、うんちくを知っておこうと思いました。朝日新聞に掲載されていた記事から、下記情報を頂きました。
(* これからRIKIOHメンバにjoinする方にも、「HPでよさこいの謂れ見といて」と、このページ使わせてもらいます(^^♪..)
 
「よさこい節」
 
  土佐の高知の  はりまや橋で  坊さん簪(かんざし)買うを見た
    (ハーヨサコイヨサコイ)
 
  御畳瀬(みませ)見せましょ  浦戸をあけて  月の名所は桂浜
 
  ゆうたらいかんちゃ  おらんくの池にゃ  潮吹く魚が泳ぎよる
 
  わしのといち(情人)は  浦戸の沖で  雨にしょんぼり濡れて鰹(かつお)釣る
 
  高知県民謡。発祥は江戸時代と推定され、歌詞も様々にあったよう。幕末に純信とお馬の恋愛話が評判になって高知で冒
頭の歌詞が浸透し、それを土佐系の志士たちが京都の宴席で座敷歌にして花柳界を中心に定着したという説も。御畳瀬は高知の地名、「ゆうたちいかんちゃ」は「言ってはいけないよ」の意。
 
「はりまや橋の三角関係」
 

 
 
  高知・はりまや橋。〈坊さん簪買うを見た〉と、高知県民謡「よさこい節」に歌われた、僧と娘の悲恋の舞台。
幕末。僧の純信が、思いを寄せる鋳掛け屋の娘お馬にはりまや橋近くの店でかんざしを買う。一部の宗派を除いて妻帯が禁じられていた当時、これが醜聞となって世に広まる。2人は駆け落ちするが、追っ手に捕まり引き離される。これが通説--。
 
  そのはりまや橋の地下の広場で、橋の由来を記す掲示板を見ると、悲恋物語が実は三角関係だったと説明している。
 
  純信と同じ寺に、慶全という20代半ばの修行僧がいた。慶全は、美貌が評判の17歳のお馬と親しくなった。ところがお馬はいつしか30代後半の先輩僧、純信に心を移す。慶全はその心を取り戻そうと、かんざしを買った。これが町のうわさになり、純信に寺を追い出される。恨んだ慶全は「かんざしを買ったのは純信」と言いふらし、罪を着せられた純信がいたたまれず駆け落ちを決行した--以上が真相に近いはずという。
 
  駆け落ちが失敗してから、お馬と純信は高知で裁きを受け、それぞれ別の方角に追放された。純信はあきらめきれず、禁を破ってお馬の配所をたずねるが、再び捕らわれ追放される。純信の誘いに乗らなかったところがらすると、すでにお馬の心は離れていたようだ。その後に別の男性と所帯を持ったという。

  「はちきん」という言葉。活発で働き者の土佐の女性を指す方言だ。高知の夜の街で「男を手玉に取る女という意味もある」と聞いた。そういう女性に眉をひそめるより、行動力の痛快さをたたえるニュアンスを感じる。お馬こそ「元祖はちきん」、いや、自由恋愛の先駆けでは--
 
●データ出所:朝日新聞 be on saturday 「うた(song)の旅人」コーナー、2008年10月25日土曜日 記事より。
 


掲載日:2008年11月9日